この作業は、深夜2時過ぎに『 カギが折れて部屋には入れないのですが、部屋の鍵を開けてもらえますか? 』と 慌てた様子で電話がありました。
とにかく現状を確認しなければ 何もできませんので伺うことにしました。
現場には、不動産屋さんの管理担当者も立ち会いで来られていました。( 不動産屋さんの担当者も大変ですね!)
お客様のお使いのキーはメーカー純正のキーでしたが、無理をして使用したため折れていました。
3歳くらいのお子様が一緒にいましたので まずはお部屋の鍵を開けてお子様を寝かしつけてもらいました。
その間に、動きの悪くなっていた玄関の鍵穴を分解することにしました。
鍵穴を分解して見ると油分がなく中の部品がかなり磨耗していました。
このマンションには、エントランス(集合玄関)があり そこの自動ドアもお部屋のキーで開けることができるため
シリンダー錠(鍵穴部分)をどれでもいいというわけにはいきませんでしたので
磨耗している部品を別の新しいものに取り替えることにしました。
修理が終わりましたので 今度はそれを確認しながら複製キーを作ります。
正常な状態が確認できれば、複製キーを作ることは難しくありません。
2枚目の写真が完成した複製キーになります。
真面なキーがあれば合鍵を作ることはとても簡単です。
お部屋の合鍵をもう一本作って作業完了です。
折れたキーで困ったらお電話ください。