お知らせ

『 カギが開かなくなったから修理に来てください。』

若い女性からの電話でした。

慌てた様子でしたので　急いで現場に向かいました。

 

現場に到着してみると・・・？

玄関のドアは開いています。

『 こんにちは、鍵屋です。』 声をかけると

お部屋の中から20代前半くらいの女性が出てきました。

『 どうされました？』と 尋ねると・・・

『 電話を掛けた時には、シャワーを浴びて

浴室から出ようとしたら・・・

ドアが開かなくなっていて

裸のままどうしようか？ と 慌てました。』

でも　今はお部屋の中にいます？

不思議に思い尋ねてみると・・・

今回の現場は、20年以上前に建てられた２階建てのアパートで

お部屋は２階にあり　幸いなことに窓が道路に面していたので

普段から人の通りは少ないけれど・・・

『 誰か通らないかなぁ～ 』と 祈るように眺めていると

数分後に　通りかかった自転車に乗ったおじさんを見つけ

『 すみませ～ん　すみませ～ん 』と 浴室の窓から

顔だけ出して呼び止めて　着替えを取ってもらったそうです。

この時、玄関のカギを絞めていなかったのが

幸いしましたが・・・　ちょっと不用心な気がします。

 

今回の原因は、湿気によるサビで浴室ドアに組み込まれている

錠前本体がボロボロになっていました。

ドアを開けようにも全く動きませんでした。

壊して開けようにも錆びて固着しています。

今迄動いていたのが不思議なくらいです。

 

何とか部品を取り外す事ができました。

 

部品を新しく取り替えて作業完了です。

 

浴室のカギのことで困ったらお電話ください。